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zoom RSS 「三匹のおっさん」 有川浩

<<   作成日時 : 2012/04/06 08:27   >>

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日頃手にする事のないだろう表題とコミック系表紙が飛び込みこの日は、何故か手に取った。
お彼岸の中日(3月23日春分の日)の昼下がり、宝塚の長尾山霊園からのバスを降り
今度、姉の家の方の仏壇にお参りに行くバス待ちの合間に、BOOK1に立ち寄った。
手にして、直ぐに分かった事は、まるで私の世代がそのまんまのストーリー
すぐさま引き込まれた。他にも2冊買ったけど、バスの中では続きを読みながら
あっという間に姉の家のあるバス停前、チョッとのタイミングで乗り越す所だった。

画像



有川浩という作家を知ったのは、昨年の事でした。
今度と同じように本屋で通勤電車の中で読める本は、、と立ち読みしている時でした。
「阪急電車」文庫本の平台に積み上げてあったこの表題を見た時の印象は
小説というより、阪急沿線ガイドブックかな?という感じでした。
休み毎に出歩く私にとって、今の住まいからどうしてもJRか
京阪沿線、近鉄沿線が多い。ただ、時には阪急沿線も回ってみたいな〜
という気持ちは絶えずあった。
早速手にして、別の意味の衝撃を覚えた。
そこには懐かしい阪神淡路大震災前の西宮(門戸厄神)生活が一気に
蘇ったからです。以来、有川浩作品ファンとなりました。
小説の舞台「阪急電車」は、私自身10年余り通い続けた今津線です。
それぞれの各駅の様子が今にもはっきりと浮かんできます。
そして、私自身の楽しいこと、嫌だったこと、、などなど思い出と重なって、、




さてこの本【三匹のおっさん】の内容については割愛しますが、
この箇所だけは取り上げておきたいところがあります。

あの、故児玉清さんが、NHKラジオ特別収録「ラジオビタミン
児玉清の読み出したら止まらない」 2009年5月8日放送で
話しておられます。(本文庫本有村浩氏あとがきでこの事を知りました)
小説のあとがき、解説で感激のあまり涙することは滅多無いのですが
今回は2度涙しました。




第3話 
3匹のおっさんの一人重雄の女房登美子が、昔の小学校の男の同級生と
初恋詐欺に引っかかる失態を犯しそれにやっと気づき最終電車が迫る
ホームで帰る場所を失った絶望感で理性を失いかけている時、、

夫重雄の太い腕が登美子の両肩に載った。。。
、、、
重雄の太い腕が後ろから登美子を抱きしめた。
「一緒の墓ァ入ろうな、登美子」

この下りは、朝の出勤電車の中で読んでいました。
眼鏡の奥から湧くように涙が溢れてきて、ついハンカチを出しました。
きっと隣の人は「この人どうかしっちゃったのかな?」
って思った事でしょう。



同じ下りを、児玉清さんは、このように話しておられます。(ラジオビタミン収録記事より」

詐欺だと判って奥様がしょげているところへ、ふわっと亭主がやって来て、
何も言えない奥さんを後ろからぐっと抱きしめてだよ、
「一緒の墓ァ入ろうな、登美子」って。
 泣かせる台詞でしょう、、


小説「阪急電車」の解説を児玉清さんが書いておられ
初めて知った俳優以外の一面。
これからもっともっと児玉清さんの事も知りたいなぁ〜
と感じていた矢先の突然の事務所閉鎖そしてご逝去。

今年のお彼岸には偶然また別の意味で児玉清さんに
再び触れ合えたなぁ〜
実感です。

合掌




有川作品について、、

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」
http://shiirro.at.webry.info/201104/article_6.html


小説「阪急電車」 有川浩(ありかわ ひろ
http://shiirro22213s.at.webry.info/201105/article_1.html



児玉 清

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%8E%89%E6%B8%85

読書家として ,,
芸能界きっての読書家としても知られ、多くのエッセー・書評も執筆している。年に数回海外旅行に行く際には、飛行機内で分厚い英語原文の小説を読むことが楽しみであったという。なお大好きなポール・リンゼイ『覇者』(講談社刊)の解説では、お気に入りの『FBI物語』とそのほかの作品を比べ、熱く述べている。また、NHKの書評番組『週刊ブックレビュー』の進行役を週替わりで務めた他に、日本図書館協会などが主宰するシンポジウムのコメンテーターも務めたことがある。

朝日新聞出版の主催する公募文学賞『朝日時代小説大賞』の選考委員を務め、その関連で、山本一力・縄田一男との共著『ぼくらが惚れた時代小説』(朝日新書、2007年)や、その二人と共選で『人生を変えた時代小説傑作選』(文春文庫、2010年)を出している。

(ウキペディアより抜粋)

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「三匹のおっさん」その2
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チュー太郎
2012/11/27 12:43

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